皆さんこんにちは! CODE BIKE店長 野崎です。
ちょうど今、CADEX42TLの整備を行っているのでご紹介しますね~
偶々だっのでしょうが、今回整備依頼を受けたCADEXですが
突然フリーボディーが回らなくなったそうで、お客様自身には
原因に身に覚えも無く慌てて整備にお持ち込み頂きました。
先に原因からご説明すると、フリーボディー内のベアリンがグリス切れ
を起こし、シールベアリング内の鉄球が割れて粉砕⇒固着と言う事が
原因でフリーが回らなくなってしまったようです。
(これね~たくさん回転する部品だから使い方では無く、原因は距離や使用時間の問題です。)
ホイールのOHが出来る店舗やスタッフさんであれば、割と多いトラブルだよね~
と言うお話なのですが、実はハブ本体のベアリングよりも
フリーボディーのベアリングの方が先に傷んで壊れます。当然だよね
車輪を車体から外して、スプロケも可能なら外して、車輪にフリーだけ取り付け
られている居る状態にして回転させると「ガーーガーー」と音と振動を
発生させながら回ったらOUT!です。 フリーボディー内のべリングを
交換するか?交換が出来ないタイプの車輪の場合はフリー本体ごとの交換となります。
(CADEXはフリー本体ごとの交換となります。)
余談ですが、こうなったらサッサっとフリー交換しないとフリーが偏心で回転
するのでアルミ製の車軸(アクスル)を容赦なく削ってくれるので高額修理確定
モードになります。 注意してねー
ここから更にですが、フリーボディーがダメになって居る事が確定した時点で
アクスルを支えるベアリングもダメな可能性が高いので要確認!となります。
そんな訳で今回のCADEXはフリーボディー本体の交換とハブ本体ベアリングもダメになっているので
交換となりました。
沢山走って!沢山練習!されている方ほどなり易いトラブルなので注意してください。
CODE BIKEではカンパ&フルクラム、CADEX、ZIPP、MAVIC辺りの車輪であればメーカー問わず
OH出来ますので、お気軽にご相談ください!お待ちしております。